Silica's activity record

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わたし流Zippoのメンテナンス方法のお話

おはようございます、しりかです。喫煙が趣味のわたしですが、今回はZippoのお話です。わたしがフォロワーさんに教えてもらってあとは自己流でやっているZippoのメンテナンスについてブログで紹介してみようと思います。

Zippoを買ってみたけどオイル補充しかしたことがない。Zippoの火のつきが悪くなった。」なんて読者さんの参考になればとこの記事を書きます。

※各パーツ名などの説明は省くのでわからない場合は各自調べてください。

Zippoのメンテナンスとはなにか?

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Zippoとは主にたばこに火をつける道具、オイルライターだ。火がでるので各パーツにススが付いたりして火のつきが悪くなったりするし、一部ウィックやフリントは消耗品なので交換が必要になる。ススを掃除して落としたり各パーツの交換を行うことをここではメンテナンスとする。

 

メンテナンスが必要な時とは?

オイルが切れて火がつかなくなるとオイルを補充しなければならない。またフリントを使い切ってしまうと新しいフリントを入れないといけない。これらは使っていれば必ず行わなければいけないことで、Zippoを使うための必須事項だ。先にも述べたが、Zippoは使用とともにススが溜まり、ウィックが焦げて火のつきが悪くなる。こうなってくるとZippoを分解しメンテナンスする必要がある。

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1か月半ほど使用したZippo。チムニー内側にススが付いているのがわかると思う。

 

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チムニー内ウィック。黒く焦げている。

ウィックは使用とともに焦げていき、フリントから点火用の火花を出してもうまく点火しなくなっていく。こうなればメンテナンスが必要だといえるだろう。

期間としてはZippoの使用頻度にもよるが大体1か月から2か月くらいの頻度でメンテナンスするのが最善だとわたしは考える。

 

メンテナンスに必要なもの

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Zippo

Zippo専用オイル

・綿棒

・ニッパー

・ピンセット

・ウィック

・フリント

 

Zippo専用オイルやフリントはコンビニで入手可能だが、ウィックはたばこ屋などで買う必要がある場合がある。ドン・キホーテにも売っている。

 

メンテナンスしてみる

ここからは実際にメンテナンスをしていく。

メンテナンスをするときはZippoのオイルを使い切った状態が好ましいと思う。

 

①ケースからインサイドユニットを取り出す

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ケースを開いて、チムニーを引っ張ればインサイドユニットを取り出すことができる。

 

②フリントスプリングを抜く

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フリントスプリングはインサイドユニットの裏にある。

 

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このようにケースのリッド部分を使ってフリントスプリングのネジを反時計回りに回して開けることができる。

 

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ケースを傷つけたくない場合はマイナスドライバーか硬貨などを使って回す。ネジが硬い場合はペンチなどでネジの頭部分を挟んで回すと簡単。

 

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フリントスプリングを抜くとフリントが出てくるのでなくさないように。

 

③フェルト・パッドをとる

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フェルト・パッドをとると中のレーヨンがみえる。フリントがひとつ入っているがこれについては後に記述する。

 

④レーヨンを取り出す

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ピンセットを使いレーヨンを取り出す。

 

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レーヨンをすべて取り出すと中はウィックだけになる。(インサイドユニットの右側にレーヨンが残っているがメンテナンスに支障ないので残している)

 

⑤ウィックを抜く

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ピンセットを使いウィックを引き抜く。

 

⑥チムニーのススを落とす

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まず綿棒にZippo専用オイルを湿らせる。

 

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オイルで湿らせた綿棒でチムニーの内側を擦ってススを落としていく。底面も忘れないように。

 

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フリント・ホイールとチムニーの隙間もススが付いているので掃除しておこう。

 

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チムニー掃除前(写真左)と掃除後(写真右)。ススが落ちたのがわかると思う。

 

⑦ケースのススを落とす

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ケースのリッド内側を中心にオイルで湿らせた綿棒で擦っていく。

 

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今回は1か月半ほど使用してからのメンテナンスだが結構汚れていた。(チムニーとケース内側)

 

⑧ウィックの焦げた部分を切る

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抜いたウィックをみると燃えていた部分だけが黒く焦げているのがわかる。

ここでウィックが短い場合は新しいウィックを用意して⑨へ。

 

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ニッパーを使って焦げた部分だけを切る。

 

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切り口はきれいになるようにした方が良い。

 

⑨ウィックを入れる

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ピンセットでウィックを入れる。インサイドユニットの下側から入れるとウィックの毛がばらける可能性があるのでチムニー側から入れたほうがいいかも…(今回は下側から入れた

ウィックを少し回しながら入れると入れやすいかもしれない。

 

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この時注意するのがウィックの出し加減。チムニーからはみ出さないように。大体チムニー上部から5mmくらい下がいいと思われる。ここのウィックの出し加減で火の大きさが変わる。

 

⑩レーヨンを詰める

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ウィックの位置が狂わないようにピンセットでゆっくり詰めていく。

 

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この時意識してほしいのはレーヨンとウィックが交互になるように配置すること。ウィックがレーヨンの間を弧を描くようにするイメージだ。こうすることでオイルを送る効率が良くなる。

 

⑪レーヨンを詰めたらフリントをひとつ入れておく

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レーヨンをすべて詰めたらフェルト・パッドで蓋をする前にフリントをひとつ仕込んでおこう。これは屋外でフリントを使い切ってしまったときにここから新しいフリントを入れられるというわけだ。備えあれば憂いなし。

 

⑫フェルト・パッドで蓋をする

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ここでレーヨンの詰めが甘いとしっかり閉まらないので注意。

 

⑬フリントを入れる

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ピンセットでフリントを入れる。

 

⑭フリントスプリングを締める

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②で説明した逆の手順でフリントスプリングを締める。

ここでひとつちょっとしたテクニックなのだが、写真のインサイドユニットがくの字に少し曲がっているのがわかるだろうか?

インサイドユニットを少しだけくの字に曲げることでケースを開けた時にインサイドユニットがずれて出てくるのを防止できる。

 

Zippo専用オイルを入れる

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フェルト・パッドを捲ってオイルを入れる。フェルト・パッドの穴はオイルの注入口ではない。(フェルト・パッドはオイル漏れを防ぐもの)

オイルを入れすぎるとチムニー側にオイルが漏れてしまい着火時にリッドが燃えるので注意。

オイルが漏れた場合は乾いた布でふき取っておく。

 

インサイドユニットをケースに入れる

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これでメンテナンスは終了。

 

⑰着火テスト

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ここでオイル漏れがあると色々燃えます。

ホイールひと回転で大きな火がつけば完璧(今回はウィックが長すぎて火が大き過ぎたかも…?

 

おわりに

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できるだけわかりやすいようにたくさん写真を撮って説明してみました。

メンテナンスは慣れると10分もかからずできるようになります。

Zippoは見た目も好みが分かれますし音もいいので喫煙が楽しくなります。

安いものだと2000円前後から買えるのでたばこ初心者の方でも入りやすい趣味だと思います。

メンテナンスさえ定期的にしてあげれば一生ものです(Zippoは無料生涯保障)。

喫煙者の読者さんの喫煙ライフが少しでも楽しくなればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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