精神科の通院記録です。
先生「えーと、どんな様子ですか?」
わたし「相変わらず死にたいって感情が強くて…なかなかやりたいこともできないし、寝てばかりで生活リズムもぐちゃぐちゃだし…」
先生「真面目にお薬飲んでるけど全然元気が上がってこない?」
わたし「そうですね…なんで良くならないのかわからないし…毎日なんで生きてるんだろうって考えます…。」
先生「例えば、元気だったらどんなことをやりたいですか?」
わたし「仕事をして、例えば自分の趣味の欲しいものを買ったりとか…車を買って乗ったりしたいです…」
先生「趣味のものってどんなもの?」
わたし「パソコンが好きなので、パソコン関連のものですかね…」
先生「今はもう全然気力が湧かないから、仕事をしようとかいうのは遠いことになってるんだね」
わたし「はやくしたいんですけど…」
先生「うん…。あのね、総合病院とかで入院してみるのはどうかな?例えば、なかなか治療して薬を変えていっても良くならないとか、死にたいっていう時に入院するんです。入院したら毎日診察するし、こまめに病状を診てもらってお薬の調節をしたり治療をしたりできます」
わたし「入院した方がいいならしたいです…」
先生「ちょっとこのままだとキツいもんね」
わたし「はい…」
先生「連休中は入院は難しいって言われるかもしれないから、連休明けの5月7日に来てもらって、先生が紹介状を書いておくから入院の予約の電話をしましょう」
わたし「入院の期間ってどれくらいになるんですかね…?」
先生「えっと大学病院とかだと1ヶ月になります。で、先生が受け持ってるところは2、3ヶ月入院してもらっています。お薬を変えて調節していく時は、少ない量から徐々に増やしていって効果をみるんです。だから2週間とかだと薬の効果をみるには短すぎるんです」
わたし「例えば途中でストレスで帰りたいってなったら帰れるんですか?」
先生「それはもちろん。任意入院だから、本人が退院させてくれって言ったら退院できます。普通はね、良くなってから帰らないと入院したのにひとつもいいことなかったってなるでしょ?でも良くなってから退院するとね、また困った時は病気に行けば助けてもらえるってなりますよね。だから良くなってから退院した方がいいです」
わたし「はい…。」
先生「それか、外来通院に変えて向こうに通院しながらお薬の調合とか検査とか心理テストとかしてもらうとか、そういうとこから始めても構いませんよ」
わたし「とりあえず入院してみようと思います…」
先生「じゃあ、5月7日までに紹介状書いとくね」
わたし「はい…。」
先生「でね、その日にこんな患者さんですって入院の予約をするんだけど、もし当分入院はできませんって向こうが言われたらまたちょっと考えましょう」
わたし「そうですね…。」
先生「朝1個だけね、エビリファイってお薬を増やすね。その薬は今出してる抗うつ薬の作用を強める薬です。じゃあ次回は予約の時間があるから15時までに来てね」
という感じだった。
とりあえず次回の通院で入院の予約を取ることになった。
5月7日はわたしの誕生日なのでその日に入院の予約を取るのはなんだか複雑な気持ちだ…
まぁ毎年誕生日だからって楽しいわけでもないし特に何もないが…
それと今回から新しく処方されたエビリファイ(薬名はアリピプラゾール錠)だか、処方時に薬局の人に副作用が強いかもしれないから気をつけてねと言われた。処方箋の紙には赤字で「◆口渇、多飲、多尿、脱力感等の症状が現れたときは、すぐに医師にお知らせください。」と書いてあった。先生は今出してる抗うつ薬の作用を強める薬と言っていたが、効能効果としては「興奮を鎮め、不安、緊張等を和らげる作用があります。」と書いてある。
入院することになればしばらく家でゆっくりしたりパソコンを触ったりできないのかなと思うと少し不安になってしまった…。
それに慣れない環境に長くいるのは逆にストレスを感じてしまいそうで不安だ…。
入院がまだ正式に決まったわけではないが、入院することになったとついったーでついーとすると多くの人が心配してくれて、優しい言葉をかけてくれて、本当に感謝しかない…。
正直なところあまり入院はしたくないが、うつを早く治して社会復帰する為には必要なことなのかもしれないと思っている。
今回はこれくらいかな…
しにたい感情が強いけど、とりあえず誕生日を迎えるまで生きていればいいなと思う…。